新規獲得していくのがしんどいので顧客をロイヤルカスタマーにしていこうよというマーケティングが最近のはやり。それがすごく良いし、それしか方向がないなと考えていた。
ところがここに来て全く逆の方法もあることを知った。
自社の製品もしくは商品のレベルをある程度のものにしておくのだ。もちろん徹底して品質は高めないといけないのだが、顧客の要望にこたえて商品をグレードアップしないのだ。ロイヤルマーケティングは違う。上得意様に満足いただけるように、徹底的に商品を(サービスも含む)改善する。それで顧客満足度を高める。
だが、あらたに知ったこの方法は違う。商品を特定の顧客に向けて改善すると、新規の客にとって使いづらいものとなる可能性がある。そうなると新規客がとれない。この考えはその商品を必要とする新規顧客はたくさんいる。だからその方たちが入ってきやすいように商品を使いやすいシンプルなものにしておくというものだ。
私は新規客の獲得が一番難しいと思っているので、来ていただいた顧客のなかでどれだけファンを増やすかを考えていた。今もその考えは変わらないのだが、あらたに知った、このマーケティングにも驚かされた。
どんどん通過して行ってもらうイメージだ。使ってもらう。成長する。そして出て行く。また新たな新規客に買ってもらう。
「中級者である特定の癖があり、上達出来ない人」ととても狭いターゲットそうに向かってサーフィンのノウハウ売るというのを当面の商売にしようと決めた。一度商品を買ってもらったかたにずっとファンでいてもらおうと、色々考えてたが、成長したら、どんどん外に飛び出してもらうというのもあるのだと気づいた。
気づいてはいない。もともと持っていた。初心者や上級者を対象に、ブログとかも書いたがいまいちしっくりこない。上級者にも初心者にも上手く教える術を持たないのだ。(広くと言う意味。どうしても個別対応が必要となる)どうしてものかと、頭をひねっていたが、であったマーケティングなら、中級にさらに絞ったほうが良い感じだ。
両方を考えいかないといけないが、ロイヤリティーが最高の手段と思っていたなかに、こんな手法があるのを知って驚いたので書いた。ちょっといいかもと思っている。