おしゃれすぎる営業マン

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すっとした細身のスーツ。短ランのように短いジャケット。アンシンメなヘアースタイル。颯爽とクールにあるきオフィス街の高層ビルに消えていく若手営業マン。

オシャレすぎませんかと思う時がある。もちろんその格好があう業種や場面ってのはある。ところが、まったくそぐわない時がある。クライアントがドロドロに汗やほこりにまみれて作業しているところに、そんな素敵すぎる格好で「こんにちわ」とあらわれられても、おいおいとなる。

わたしは年商500万円の小売りから数百億の企業まで担当していたが、格好や持ち物には気を使っていた。できるオシャレなセールスを演じないと売れないこともあるし、ちょっとよれた感じのほうが売れる時がある。

なんか、あいつ生意気だという理由で商品を買わないということが普通に起こることをわかっていない人が多い。

もちろん、それはHPのプロフィール写真にも通ずる。なんか気取ってるなとかで、他の人にしようとかって日常茶飯事的に起こる。もしかしたら売れないのは、あなたのそのオシャレすぎるスーツかも知れません、高級腕時計かも知れません。スーツに不釣り合いなカラフルな数珠型ブレスレットかも知れません。

残念ながらあなたから買わなかった理由を話してくれる人はあまりいません。試行錯誤、手探りでやっていくしかありませんが、そういう部分にも気を回すと、きっと見えてくると思います。

担当した当初まったく買ってくれなかったクライアントさんがやがて、少しづつ買ってくれるようになり、のちに仲良くなったときに、話してくれました。最初はあなたが嫌いだった。なんか生意気だったからねと言われたました。

さけるのは難しいですが、減らすことはできます。ちょっと考えてみるとおもしろいかもです。

もちろん清潔感は最低限度のマナーです。汚いのはだめですから。