あなたは、おしゃべり、それとも話を聞くタイプ?

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あなたは聞く派?話す派?そんな話がでました。

「みさおはよくしゃべるほう?それとも話を聞くほう?」
「しゃべりやって言われる」

そう答えると、そんな印象ないけどなという。なるほど、そうだ思い出した。営業マン時代、クライアントに合わせてキャラを変えていた。クライアントが望む営業マンを場面によって演じていた。クライアントが無意識に描いてる理想の営業マンになっていた。そうしていた理由はひとつ。そのほうが、商談が決まりやすいからだ。

そう言われたら、そのコミュニティではガンガン話すという感じではなく、役割上、色々質問して、それに対して答えるという役割を演じている。ここで私は先生だからだ。

聞きたいか?話したいか?ふたつにビシッと分けることはできない。聞きたい時もあるし話したい時もある。それは誰もだろう。そこから、これは昨日の18時位の出来事だが、それからずっと聞くこと話すことについて考えている。

しあわせかどうか、たのしいかどうか、やくにたつのかどうかって考えた場合。話をするのも、聞くのもそこには時間を使用するという問題が生じるからね。とりもどすことができない時間を、話し手も聞き手も使うことになる。無駄にはしたくないってのが絶対にあるよね。みな、そうしたいのは間違いない。

ところが実際はほとんどそうなっていない。斜め前に座っている人は、その場にいる誰も興味がない話を延々としているし、講師は蛇足とも言える補足をもう20分も行なっている。貴重な時間をこんなことに使っている人は多い。

それが仕事だと仕方ないよね。横のおっさんは、もう2時間も自分のドライバーショットがこんなに飛んだって言ってるが、1時間5000円もらえるキャバ嬢はニコニコして聞いている。対価を得ているからね。

だから、わたしは自分の話をするとき、この人はこの話を聞きたいのだろうかってことを思い切りかんがえる。人数が増えるほど、聞きたくない話を聞く人間増える可能性が高くなる。だから人が増えれば増えるほど、私は話をしなくなる。

でも、わたしは聞きたい人か、話したい人かにわければ、断然話したい人だ。

だから、わたしは人前に立って話をする仕事をしているのだとわかった。そして、より、話を聞きたい人間だらけにするために、お金を取っているのだ。お金を払ってまで、そこに行きたいって人は、間違いなく私の話を聞きたい人なのだ。

無料もいいのだが、無料だと、まあちょっとくらいなら聞いたってもええで、無料やったらな、となるので、聞き手の聞きたい度数は下がる。あなたがしたい話をその話を聞きたい人のためだけに、したいのなら有料のセミナーやライブを開催するのはおすすめだ。

集客が0なら、そこまでしてあなたの話を聞きたい人はいないってことになる。集客のむずかしさを考えると、それほど人の話を聞きたい人ってのはよほどでないといないのだなあってのがわかる。

日々稽古し、鍛錬し、自分の話がそれをお金をだしてまで聞きたいものにする。お金を出してまで聞きたい人が増えるようなものになれば、それは、必然、世のため人のためってことになる