おいしいイタリアン

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自宅の近所にものすごくおいしいイタリアンがあって、夫婦でたまに行くんですが、ちょっと問題があっていつも行く時に躊躇するんですと話だした。

一体何なのと私が聞くと、空気だという。シェフが典型的な職人気質でほとんどと言っていいほど会話をしないのだそう。ものすごくおいしくてたまに行きたくなるのだそうだが、その空気感を思い出すと、尻込みするのだと。そんなに重要なのことなのかと驚いた。職業柄小売店や飲食店の接客については相当気になるが、シェフや板前さんが何も話さないことで作る空気感についてはまったく気にならなかったので驚いた。

それが理由でお客さんが行かないことがあるなんてすごいと思った。そういう人たちにコミュニケーションを教えるというのは需要があるよと皆が言ってくれた。ありがたい話だが、私のこれからについて心配してくださる方がとても多いので幸せである。確かに営業マンはまずクライアントさんと店のスタッフとコミュニケーションをとらないと話にならない。

職人さんがすこしお客さんとコミュニケーションをとることで雰囲気がよくなり、それでお客さんの快適度があがるのなら、是非マスターすべきだと思った。コミュニケーションがまったくできない人がコミュニケーションを取っていくには何が必要なのか、いまいちど河村総合研究所で調査分析し理論化体系化を行ない、プログラムを作って行こうと思う。

営業というと飛び込みで売り込みというイメージがあるから、私には必要ないとなるが、それをコミュニケーションとすればそれを必要とする人は多いのだと。ちょっとやってみることにする。