■日本上陸比較CM
アメリカでは比較的多くみることができるネガティブとよばれるCM。ライバル商品を徹底的に叩いて自社商品のアピールをする。日本では文化の違いからなのか、法律の問題があるのかモラルでやられなかったのかはわからないが、ついにペプシが始めた。
比較調査型のCM。コカコーラゼロとペプシネックスゼロを飲み比べてアンケートを取った結果ペプシのほうがおいしいと答えた人が多かったと壇上で調査会社の女の人みたいな人が発表する「pepsi」と。すると固唾を飲んで会場を埋めていた観客から歓声と喝采があがるというもの。
コカコーラゼロのボトルを堂々とだし名前も出している。はじめて見た時は衝撃的だった。はたしてこれ、日本の文化に受け入れられるのだろうか。反発でコカコーラゼロが売れるってこないだろうか。今後の動向に注目したい。
まあおそらくコカ・コーラ社もなんらかの対策を撃ってくるだろう。ネガティブで行くのか逆にネガティブを逆手にとった何らかの皮肉でいくのか。今後の戦いに期待したい。
書きながらふと思ったのだがもしかしたらこれ手を組んだと考えられないだろうか。サントリーとコカコーラが手を組んで、全体のパイをまずあげようと。ゼロ炭酸飲料の市場を大きくしようよ、お互い戦ってる風で。そして全体を大きくしてそこからシェアをあらそう。
そんなに比率は大きく変わらないだろうから。注目をあつめるという意味ではやっていて損はないはずだ。これはきっと勘ぐり過ぎだろうが、もしそうなら、私はまんまと乗ってしまったことになる。
この流れを受けて他の業界もこのネガティブの導入があるだろう。あわせて注目したい