目的

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目的はなに?

昨日10キロ先にある歯医者に自転車で行った。目的は歯の治療。車で行っても良かったのだが自転車で行った。では自転車で行く目的は何だったのか。トレーニングのためだ。足腰を鍛え心肺機能を鍛えるためにウォーキング、ランニングに加えて自転車トレーニングも取り組んでいる。

その自転車なのだが種類はママチャリ。え、ロードバイクじゃないの?違う。ロードも欲しいのだが今のところ手に入れていない、諸般の事情からだ。さて自転車を体を鍛える目的で使うなら実はロードよりママチャリのほうが効率がよい。話が煩雑になるのでロードで得られるポジションや筋肉の伸縮等については今回は排除して考える。

単純に自転車の機能として比較していただきたい。体を鍛えるという目的であれば圧倒的にママチャリのほうがいい。なぜならママチャリは進む効率が悪いからだ。まず重い。重いものを動かすほうが軽いものを動かすより力がいる。次にタイヤ。摩擦係数が圧倒的に高い、ロードに比べるととんでもない値になる。

そして空気抵抗。体が起きたポジションはものすごく風の抵抗をうける。歯医者の帰りは向かい風10メートルほどだったが全然進まなかった。自転車で体を鍛えるのはものすごくいいらしい、痩せるらしいよって聞いたら、普通はじゃあスポーツタイプの自転車でも買わなきゃと思うが、単純にトレーニングということであればママチャリでもいい。誤解していただきたくないが、単純に抵抗という意味で考えてである。ポジションによる体への負担とか、乗っていて楽しいとかは考慮に入れていないので了承頂きたい。

これが移動が目的となると全然ちがってくる。ロードバイクなら歯医者への10キロなんて朝飯前である。軽いしガンガン進むし乗っていて楽しい。楽しさがあるからトレーニングが続くということもある。

自転車で痩せようとなると、よし、じゃあロードバイクやクロスバイクをってなるが、最終的にそれを購入するまえに、今すぐできることはある。ママチャリででかけよう。自転車でやせようと思った瞬間に、よしロードバイクだってなるのは思考停止になってる可能性がある。自転車?ママチャリがあるやんって言うほうがいいときもある、もちろんだめなときもあるが