土曜日朝7:30からTBS系でお届けしている<サワコの朝>聞き力で定評のある阿川佐和子さんが毎回ゲストを呼んで繰り広げられる30分のトーク番組。彼女の聞き力が存分に発揮されるとても楽しい番組で時間が合う時は見てる。
今回のゲストは映画監督の行定勲さん。セカチューやGOの作品で有名な巨匠だ。今回はおそらく新作の番宣を兼ねての出演。今テレビはこの番宣のオンパレードで、お、ついにこの番組にあの女優さんが登場かと思って興奮すると、蓋を開けてみてがっかり、なんや番宣かよと思うことばかり。それもまあ仕方ないかなあと思い最近は諦めてている。話を元に戻す。
まあ30分あるので色々繰り広げられたのだがその中でも一番印象に残った話をひとつ。これはすごい、素晴らしい作品ができたと、満を持して発表したのに今ひとつ反応がよくなくて、これ、ちょっとやり残したなあってのが、ものすごく評価を受けたりすることがあると。自分の評価と他人の評価はずれるという話をされていた。
これに対してどうってことはおっしゃってなかったが、やはりそう云うものなのかもしれないと思った。そういう経験を持たれている方は意外に多いのではと推測する。わたしも例えばこのブログ。おお、今回の記事はいいねえ、これは最高だと思うのが全くなにも反応が起こらないってことがあったり、逆に、あかん、これおざなりだと思ったのが反響がよかったりする。
だからといっておそらくどうこうしようって事にはならない。これからも、そしてきっと行定監督も自分で最高と思えるものを作り世に出していくしかないと思う。これちょっと、できわるいなあ、でも、できわるいのが高い評価得ることもあるから、これのほうがいいんじゃねえなんてものを世に出せば、それこそ、とんでもなく、それは違うだろうってことになる。
結局他者の評価がどうあろうと、全力を尽くすしかなく、真摯に受け止め成長し、出し続けるしかないのである。
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