質問に答える

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2014年4月5日(土)に大阪でセミナーをやります。ひと前に立って話すのが苦手な人にその方法を学んでいただくという内容なのですが興味と時間がある人は是非参加くださいませ。

このセミナー開催を記念いたしまして、しばらく不定期にひとまえで話すということについて書いてきます。昨日配信いたしましたメルマガにも少し書いていますのでまだお読みでない方は是非読んでみてください。

詳しくは前述のメルマガにも書きましたのでそちらを参考にしていただきたいのですが、一番大切なのは、あなたがわざわざ人前に立って話したいことって一体何なのってことなんです。そこが明確になっていないために損をしている方が多いです。結局何が言いたいのってなるわけなんです。

ですので、まずひとつで良いので、あなたの伝えたいことを伝えるんだと、私はそのためにたいしてやりたくもない人前に立つということをやってるんだ。私が伝えたいのはこれなんだと決めます。この練習にうってつけなのが質問に答えるという行為です。

テレビのインタビューを見ていても、この質問に答えるということに対して非常にうまい人とそうでもない人がいます。もちろん質問する側にも問題があります。質問にしっかり質問の意図をのせないと、上手く回答を引き出せません。質問が下手だなあって思うことって多いと思います。

ところが回答のうまい人はその意図を明確に組み込んだりします。意図はと聞いてから答える人もいます。聞いている質問に対して回答しないとそのやりとりって時間の無駄になってしまいますからね。

普段の会話では質問と回答が頻繁に繰り返されます。「昨日何してたん?」「昨日?朝からゴルフ行って、夜は家族でご飯食べに行った」なんかもそうですね、質問と回答ですよね。この会話は月曜日のランチタイムで繰り広げられた同僚との会話です。おなじ質問でも状況が違えば違ってきます。

長期出張中の旦那さんに対して急用があり何度も携帯に電話しているのに出ない旦那さんん。ようやくつながった時に奥さんが「昨日何してたん?」「え?昨日?ゴ、ゴルフや」ある意味みごとに質問の意図は汲みとっているようですね。

このように相手から質問があったときにその質問の意図を汲み取り的確な回答をするという練習を普段から繰り返しておくと、話す目的は何なのかというのを考える癖がついてきます。それはやがて習慣になり無意識下で作用しはじめます。

そうなってくると人前でたって話す際も、聞いている人が複数であっても、この人達が聞きたいことは何なのか、私はなんの目的があってこの場所で話をしているんだというのを習慣的に考えるようになってきます。

あなたが人前にいる目的。これが何かを知るということがとても大切だと私は思います。