もうちょいもってて

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離すのがはやすぎる。

おつりや会員証の話ね。ありがとうございますと返すときです。もう少し長い間ホールドするべきです。一瞬100円玉や会員カードが宙に浮くんです。私もその店員さんも触れていない瞬間があるんです。

もったいないです。せっかくまごころこめて返しているのに、そこで愛が切れてしまうんです。ほんの0.3秒長くホールドてくれれば伝わるのに。

頻繁に訪れるお店があります。そこは入るときに会員証の提示が必要なんです。ですがそこのお店は全員カードを話す手が少し早いんです。顔は笑っています。歓迎してくれています。なのに離すのが早いんです。

私が汚いからかな。風呂嫌いがばれているのか。風呂は最近毎日はいるしなあ。そこまで汚いのはばれていないと思うのだけど。

あと同じ意味で目線。

目線も切るのが早すぎる方がいる。これは絶対に駄目。相手が目をそらすまで見て見送らないと。そうされた人は無意識もしくは意識的にもういいから帰れと言われているように感じる。

今からお金を払ってくれる人のほうが大事かとなる。昔言われた事がある。「なんや、河村君注文とったらうちは用なしか」その日は急いでいた。どうしても次の店に早急にいかなきゃいけなかったんだ。

それが態度に出た。見事に伝わった。いつも切らない視線を自分から切ったのだ。しまったと思ったときは遅かった。言われてしまった。

あせるとろくな事がない。本当にありがとうと思ったら先を急ごうとは絶対にならない。目の前のお客さんを次々にこなすような感じにはならない。

なめては駄目なのである。人は思っている以上に繊細だ。