セミナー及び講演

シェアする

セミナーや講演が増えてきた。私のもだけど社会にっていう意味5年ほど前に比べてもその数は格段に増えている。これはおそらく個人が発信できる機会が増えたからだと思う。何かを発信しつづける。するとそれを直接聞きたいという人が増えてくる。講師がお金になると思うとそこに参入したいという人は増えてくる。さらに参入したい人にその方法を教えますよというビジネスも増える。それも講演形式をとるので、その数は圧倒的に増えた。

そうなるとどうなるか。このビジネスは競合が増えてくる。まったく畑違いの講演もあなたのライバルになる事は当然ある。そう、もうおわかりだろう、日程とお金の部分で競合するのだ。ほとんどの人がお金を無尽蔵に使えるわけではない。もしかしたら年に講演に使えるお金は5万円までと決めているかも知れない。5000円の講演が10回分というわけだ。

4月にどうしても行きたい講演がある。それは10000円する。しかたない、この人のセミナー行こうと思ってたけど辞めとくかってなる。そう考えると競合は多い。

次に日程もそう。1年に週末は52回しかない。土日は104回としよう。意外に影響するのは給料日前。集客が極端にへる。これを引くと2日かける12で24日。正月とお盆も引きましょうマイナス5日くらいですか。3連休も厳しい。年に4回あるとして8日。すると概算で67日。日曜日はゆっくりしたいので土曜日のほうが私のケースは集まりやすいので土曜日にやる。

すると34日しかない。もちろんここは他の人も狙っている。そしてセミナーや講演に出る人は、割りと色々なところに顔をだす。

どうですか、意外に競合が多いんです。しかも自分も講演を聞きに行きたいとなるとさらにこの数は減ってくる。まだしばらくは講演は人気があるビジネスとなる予想からさらに競合は増えてくる。価格に関しては競合が増えたからといって乱売になる可能性は性質上ない。コモディティ化することはないが、限られた予算と日程の中からあなたの講演に来てもらおうと思ったら、そうとうな引きが必要。

講演やセミナーを生業にしていこうと思っている人においては耳に入れておいていただきたいお話である。