友だちの篤が教えてくれたトヨタKAIZEN方式。俺のことをよく知る彼はこう言ってくれた
「みさおさん絶対ハマるで」
と。ガンジーみたいな容姿に少年の目を持つ、まじリスペクトな彼に言われたらきっとハマるに違いないと思いながら始めたら案の定すぐにはまった。そしてまもなく世の中は、人生はKAIZENだという結論にたどりついた(写真はイメージです)
KAIZENは改善したほうがいいなあと思った案件について改善をおこなうという極めて単純なもの。あらためて書くまでもなくみなやっている。例えば車の鍵の置き場所。
置き場所を決めていなかった俺は、鍵を探すのに1日平均3分くらい使っていた。1秒で見つかることもあれば30分探してもでてこないこともある。平均で多分3分くらい。1ヶ月に20日出かけるとして月に60分探していることになる。年間で言うと720分にもなる。これをKAIZENする。ここで便利なのがPDCAだ。
PDCA
鍵を探さなくていいようにするにはどうすればいいかとまずPlanを立てる。これがPだ。置き場所を決めればいい、俺はキッチンにある食器棚の引き出しに場所を作った。そしてそこに置くようにした。あとはそこに置く癖をつけるべくDoをしまくる。
徐々に習慣になり探さなくてもそこを見れば鍵があるという事が多くなった。ところが玄関から食器棚に行く間に、例えばトイレに行ったりしたら入れるのを忘れたりする。帰ってすぐのほうがよくないか。これがAです。できているかどうかcheckした結果できてないからActionを起こしたのですね。このAをKAIZENとしている、友だちのりょうに紹介してもらった本があってなるほどと思ってさらにはまりました。
DOもActionもおんなじちゃうのと思っている俺には目からウロコでした。それから日々KAIZENを行っています。篤の知り合いのコンサルの先生によると、小さなKAIZENをひとりあたり1000個とかやっている企業の成績はまちがいなくとんでもなくよくなっているらしい。これってものすごい楽をくれますよね。あとどれだけとか目標に対してってやらなくても、ただただひたすら小さなKAIZENを繰り返すだけで間違いなくよくなっているのだから。
ゴルフもKAIZEN
実はゴルフもKAIZENなんです。
あきらかにおかしいところをただただひたすら愚直にKAIZENを繰り返していけば理想的なスイングに近づけるのです。なのにそれを誰もやらない。グリップがおかしいですよと散々してきしてもそれを治そうとしない。あきらかに間違っているのに、上手い人でそんなグリップしている人誰もいないのになおさない。
何故治さないかの理由は簡単です。そこを変えると、他のところの動き全てに違和感がでてくるからです。それが気持ち悪いから、すぐに戻してしまいます。人間は変化を嫌います。違和感のある動きは、間違っているよと脳が排除してしまうのです。だから変えられない。絶対間違っているのに変えないのです。
正しい動きがわからないっていう問題もあるでしょう。
そんなときは神眼や慧眼をもったコーチについて、どこが違うよと言ってもらって、正しい動きを教えてもらえばいい。あとはKAIZENをPDCAを使って繰り返せばいい。簡単なことなんです。シンプルです。
ということでTHE KAIZENっていうプログラムを新製品として作ることにします。人生はKAIZENだって言う本でも出そうかなっても思います。
人生はKAIZENです。PDCAから始めましょう。