英語について考えてみる

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#まず音
英語だけに限らずとも言語って音から始まっている。誰かと誰かが声をだすことでコミュニケーションをとろうと思い、木にぶら下がっている赤い食べたら甘いあの果物をアッポウと呼ぶことにしようぜ、それを食べる行為をイートにしようぜってなったのでしょう。

そしてそれを何か文字にして残そうぜってなって、apple,eatという文字ができたのだと思うのです。となると言語を出来た順で習うとしたほうが良いとした場合、やはり音から入ったほうがいいのですね。自分が発音できない音は聞こえないと仮定すると、最初に学ぶべきは発音ということになります。

昔カナダに行った時、カナダ人の友達が私の友達を見て「シーイズソープティー」と言ったんです。私は言っている意味がわからなかったので「パードン?」って聞いたらもう一度「シーイズソープティー」だと言いました。それを聞いて私は、彼女は人間だよ。石鹸茶ってなんだよって言ったのです。その後も同じやりとりが続きラチが開かないので、書いてくれと言ったのです。すると彼は

She is so pretty.と書いたのです。

驚きました。プリティーって言ってたのですね。prettyは映画プリティー・ウーマンがあったので、当然知っている単語です。何回も出会っています。ところがネィティブの口から発せられたその音はプリティーとは全く違うプティーだったのです。実際はプとティーの間にrの音が入るのでプィティー見たいな音なのですが、rの音が正確に出せない私には全く聞こえず、プティーという音になっていたのです。

prettyなんて英語学習者が、かなり早い時期に習う単語ですし、何回も出会います。そのたびに間違った音プリティーが脳に刷り込まれるわけですから、実際に音で聞いた時にわかるはずがないですよね。間違った音で覚えていた私はこれを新たに書き換えるという作業を負わないといけないのです。これって相当手間ですし無駄ですよね。

他にも外来語として日本語になっている英単語もこの傾向が強いです。あの人はセールスマンとしてのキャリアが豊富だという時も、キャリアの正しい発音は、カリアー、に聞こえますので、これも最初聞いた時は全くの別物でした。これも書き換えるのに時間を要しました。

もったいないですよね、せっかく覚えたのに、無駄ですよね、遠回りですよね。だから私は英語を学ぶ時に必ず正しい音と一緒に学習してくれと指導しています。幸いなことに今はネット上にも電子辞書にもネィティブが発音してくれる単語学習教材があります。調べる時は必ず読み方も一緒にしてください。それが面倒なら発音記号を完全に覚えて、発音記号を見た時に正しい音が頭に流れるようにしてください。

まずは音から入りましょう。

#前から
音から学ぶということになると書かれた文章ではなく会話ということになります。そうなってくると英語の理解は必然前からということになります。音はドンドン現れては消えていきます。書かれた文章なら再び前に戻って訳すことができますが、会話はそういうわけにはいきません。

これってどういうことでしょうか?あまり書かれていませんが、予測が大切になってきます。ネィティブはどういう風に聞いているでしょう。例えば先程の文章Taro loves Hanako.

Taroが聞こえた瞬間に、これはおそらく何かの名前、固有名詞だなと判断します。冒頭に出てくる名詞は主語の確率がほとんどなので、これはおそらく主語だなと予測します。主語のあとにくるのは助動詞か動詞の確率が高いので、そのココロ構えで待ちます。するとlovesが聞こえてきました。やはり動詞がきたか、これが述語だな。

そうなってくると次は目的語だなTaroは何をloveするんだと待ちます。するとHanakoが出てきました。なるほど、太郎は花子を愛しているんだなってなります。

#品詞
そうなってくると、ものすごく使えるのが品詞です。実は英語には明確なルールがあります。なんと主語には名詞系しかなることができないんです。名詞系とは名詞、代名詞、名詞相当語句です。名詞相当語句にはto不定詞の名詞的とか動名詞とかも入ります。いわゆる名詞か名詞っぽいやつしか主語になれないのです。ということは品詞を知っていると、予測がしやすいということになるのです。

The carと来たら、theは形容詞グループの冠詞だから何かを修飾する。まず名詞だから何かなと待つ。するとcarがくる。やはりとニヤリとし、最初にきた名詞なので主語と仮定して続きを待つのです。するとその後is red.ときます。isが出た時にこれは動詞だから述語だなとなり、さらにisということは第2文型の可能性が高いから、carの説明がくるなあと予想できるのです。するとそこにハマるようにredがきて、ほら見たことかとなるのです。

ですので単語の品詞が何かを知ることがとても重要でお得となってくるのです。そんな面倒くさいと思われるかも知れませんがeatが動詞と解っているからIやHeのあとに置くことができるのです。名詞と知っているboyをIの後ろに置くことができないのを知っているからI boy.とはしないのです。感覚的に解っていることを明確にすることによって、学習効率をあげようというのが、河村総研の『8品詞英語学習法』なのです。

語順と品詞を組み合わせることで5文型を使いこなせるようになり、否定文や疑問文やその他の文法ルールを必要に応じて覚えていこうというメソッドです。

音を学びながら、頭から理解していく。品詞を意識することで語順に重きを置く英語のルールを学び、予測する技術をあげながら英語を体に染み込ませていくメソッドです。スカイプで週1回1ヶ月4回で1万円という価格で塾生を募集しています。適当に英語を読んでいた人たちが確実に読めるようになってきています。

品詞とか5文型とかうざくねえ?と思っておられる皆様も心配ご無用です。学習するうちにそんな用語必要ないくらいに英語が読めるようになります。興味ある方はkawamuramisao@gmail.comにメールください。スカイプで河村総研の8品詞学習法の説明会を無料でさせていただきます。よろしければ是非。