商売を始めよう、起業しようと思っているあなたに元セールスマンがお届けするひと言

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今日は日曜日。

明日になるとオフィス街は活気をもたらす。駅から降りたサラリーマンやOLは一斉にそれぞれの会社に向かって足を進める。月曜の朝はとくに足取りが重そうだが、それでも一歩一歩着実に会社に向かっている。

その人たちを眺めていてフと思う。ほとんどの企業が何かの商品やサービスを売っている。商社は文字通りなんでも売っている。弊社は何も売っていません、売っているのは人ですと、言ってても、それは比喩であって、人を売るのはおそらく禁止されていることからも、その企業も何かを売っている。

企業には間接部門と直接部門がある。商売に直接関わる部署と、その部署をサポートする兵站部隊があるが、その人たちもその企業に関わっている以上何かを売っていることにかわりない。

行き交うサラリーマンを見てニヤついていた。そうか、この人たちは何かを売っているんだ。ほとんどの人が売っている以上、きっとわれわれは売ることから逃げることができないのだ。資本主義の世界に生きている以上売買からは逃げられない。いやいや、それでも私は売っていないと言う人も、買うことからは逃げられないから、売買には関わっていると思う。

売ることから逃げないで欲しい、これから起業しようとしている人はとくに。なんとなく、うやむやにして買ってもらうという方法もあるが、それでも、私は何かを売っている、そういう自覚が欲しい。

クライアントさんや弟子のなかにも、この何かを売るという段階にきたら尻込みする人が多い。とくに直接商売に関わったことのない人は特にだ。でも、売らないと生きていけない。霞を食って生きていくわけにはいかないからだ。

わたしはコンサルタントなので、知識を売っている頭脳をうっている。それにお金を出してくれる人がいるから商売が成り立つ。自分では解決できない、できるとしても莫大な時間がかかる。それなら、もっている人にお金を払って教えてもらおう、そういう人がお客さんになる。

自分が提供できる価値と需要と競合について考えて、適正であろう値段をだす。それが割高なら受注はないし、適正なら、払おうと思う人がでてきて商談が成立する。商売の基本はそれだけ、だから、もっと売る、買うに注目して欲しい。

無料で情報を提供しているときは、ものすごい数のアクセスがあったのに、それを有料にしようと思ったら、まったく売れない。それは、残念ながら、それにその価格の価値がなかったのだ。値段をあげるか、コンテンツの質をあげるかする必要がある。

ちなみに私はサーフィン上達ブログを書いている。上達法に関しては、わたしの知っている情報をすべて無料で書いている。その情報だけで上達できる人はタダでマスターできる。わたしは、有料のセミナーを行なっている。ブログに書いている以上の情報を提供していない。それは、事前に告知している。

真新しいものは一切ありませんよ、ブログに書いている内容を話すだけですよと。それでも、直接聞いたほうがわかりやすいと思ってくれる人たちがお金を払ってきてくださるのだ。ありがたいはなしだが、とても面白い。そういう方法もあるのだ。

話が横道にそれたので元に戻すが、ようはもっと売り買いに敏感になろうと言うこと。しっかりお金のやりとりをし、丁寧に俺を言って、お金をいただいたもの以上の価値を提供しようと心がける。

ここをあいまいに、いいかげんにしている人で商売を成功に導く人をあまりみない。あなたが何をいくらで売り、それによってお客さんがどのようによろこぶのか。お金のやりとりの最前線に行くこと、もしくはイメージすることでしか見えないことがたくさんある。

さあ、あなたは、あなたのその商品やサービスにいくらの値段をつけますか。しっかりイメージして売りまくりましょう。あなたの商品にはそれだけの価値があるのです、売ればうるほど、人を幸せにしているのだということを自覚し、売りまくれ。

そんな売り買いの最前線に22年間たずさわり、今も起業して売りまくっている、わたくし河村操が、このたび、売ることが怖い、苦手、逃げ出したいという人に向けてあらたにブログを立ち上げました。記事はまだ3つですが、これからセールスに関わることをひとつづつ記事にしていきます。

モノを売る人全ての方に読んでいただきたい、売るについての真髄を書いています。興味がある方は是非お読みくださいませ。

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