セールスとか営業職を経験しているビジネスマンの商品を売るセンスは半端ねえ

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商売とは商品を売ることです。

あなたの商品はなんですか?手作りバッグですか?サーフィン教室ですか?営業マンの研修ですか?

なんであれ、あなたは何らかの商品を売っているわけです。商品を売る方法は大きく分けてふたつです。

セールスとマーケティングになります。

商品を持ってお客さんやお客さん候補を回って、これ買ってねというのがセールスです。

うちはこんな志で、こんな思いを持って営業の研修をやっています。我々は地球を守ります、世の中を楽しくしますなどのコンセプトとともにお客さんやお客さん候補の人たちに必要な情報を流し、興味をもってくださった方に商品を売る、これがマーケティングです。

最近の主流は後者です。興味をもってくださったかたに商品を売ったほうが、のべつ幕なしに売るより効率がいいのではというのと、ネットがあるのだから、それ使おうぜという考えからマーケティングファストの考えが普及しています。これをインバウンドマーケティングとかコンテンツマーケティングとかオウンドメディアマーケティングといいます。

ブログやメルマガやSNSの自社メディアでひたすら情報を発信していくのでお金はかかりません。スモールビジネスにはぴったりの手法です。とはいえ、そこには文章力と労力が必要なので、このマーケティングがいいと聞いて始めたものの、上手く機能しないとお嘆きの人も多いです。ご自身のビジネスを上手く体系化文章化できるスキルを磨きながら継続して発信していくことが必要になってきます。
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セールスファーストのマーケティング方法をアウトバウンドマーケティングといいます。外に出ていくという意味で、営業マンが提案書や商品を持ってドア・ツー・ドアで片っ端からお客さん候補を回る飛び込み営業のイメージがそれです。

効率が悪いとうことで、最近は減っていますが、マーケティングなんてしちめんどくさいこと考えている暇があったら、回ったほうが早い、直接的だから、絶対にそっちのほうが売れるという考えの人は、ブログ書いてねと教えているうちにもうカバンをもって営業に飛び出していたりします。

そういう営業を押し売りとかそういうことで嫌がる人も多いですが、訪問して営業をかけるからといって、それ即押し売りセールスってことにはなりませんからね。営業を経験したことがない人とか、ものを頼んで売ったことがない人とかは一度経験してみることをおすすめします。

商品が売れるとか売れないというのは、理屈だけではないんだなあと目の当たりにすることができますからね。自社の商品が売れないとお困りの人は、歩合のセールスの仕事かやってみるのもいいかも知れません。思っている以上にものって売れませんし、考えているほど売れないものでもありませんから。

最近はセールスファーストの考えが主流ではありませんが、昨日であった元トップセールスの社長は、ゴリゴリの飛び込み営業をやって売りまくっていたらしく、その武勇伝を聞いていると、セールスファーストも全然ありだし、売ることにもっと真剣にならないとなと、思い出させてくれました。

わたしは20年間セールスをやりまくってきました。完璧なセールストークと企画書を用意して理詰めで商談したこともありますし、泣き落としで情に訴えかけ売ったこともあります。商品の売り買いの最前線に立っていた経験があるから、物が売れる瞬間、売れない瞬間をたくさんみてきたから、事務所に座ってブログやメルマガで情報を発信するときも売れるシーンが脳に鮮明なイメージとしてあがってきます。

上手く記事がかけない人はそのイメージ力が足らないのかも知れません。コンピューターやスマホという機械に向かって文章を打っていますが、その打たれた文章を読んでいるのは人間です。そこをもしイメージできないのなら、一度セールスとか販売とかに携わるというのは極めて有効な方法だと思います。

ビジネスマンよ目覚めよ、われわれは夢を語っているのではない、何かを売っているのだ。