人をほめ過ぎない

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全員でその人を讃えよう、かつぎあげようってのなら大手を振ってその人をみんなでほめまくればいい。ほめてほめてほめまくって大丈夫。ところがだ、主役がその人だけでない場合その褒める行為には注意が必要だ。これ意外とみながやってしまいがちなので注意が必要。

何人かいる。同じ競技をやっている、同じことを教えている人がいる。その中でひとりとんでもない人間がきたとする。それを見た、その人から話を聞いたあなたは大いに感銘を受けて感動したとする。それを何とか伝えたい、というか、もう言葉に出てしまっていることがある。それはちょっとやばい。

その人が別格ならまだいい、だけど、その中にその人と同じレベルの人や少し下のレベルでその人を目指している人がいたら要注意だ。さらに言うとその人以外の人を過去にあなたが絶賛していた場合は特に気をつけないといけない。

興奮してその人を大絶賛するあなたの声をこころよく思っていない人がいるからだ。あれこの前、私のこといいって言ってくれたんじゃないの?なのに、今回が過去最高ってどういう事?ってなる。なんやねんな、俺は所詮そんなもんかってなってしまう。

その人の周りには必死でその人に追いつこう追い抜こうという人がいるのである。その人の存在を忘れてはダメだ。人をほめるのはとても良いことだが、すこし配慮が欲しい。そういう気遣いは絶対に必要だと私は思う。