前提があるということ

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前提条件というのがあるということを知るのはとても大切です。何かを発信するときも受信するときもです。

例えば私はFacebookの記事で筋肉トレーニングのことについて良く書きます。私は生きてく中でこの筋肉トレーニングは絶対に必要だと思っています。そういう前提があって書いているのです。

で、この前提ですが、筋肉トレーニングが必要だなあと思っている人にとっては強烈に響きますが、そんなもん必要ないとか、興味ないとか、むしろ逆に体に悪いと思っている人にとっては全く必要のないものとなってしまいます。

ということはタイトルを筋肉トレーニングとしたことで、ある程度響かない人にとっては、前提条件がはまらない人にとっては必要ないものと判断することもできます。情報を発信する際に、この前提条件をはっきりすることによって、無駄な時間を情報受信者に使わせないという事もできるのです。

逆にあなたが受信者であった場合、その情報を読むときに、この人が持っているポリシーとか前提は何かということを汲み取ることができれば無駄な時間を省くことができます。発信されている情報全てに、今から提供する情報はこういう前提で書かれていますってのが入っているわけではありません。

私も筋トレの記事を書くときに毎回毎回、いちいち前提条件を書いているわけではありません。<今からお読みいただく記事は筋肉トレーニングが生きていく中で絶対に必要だと思っている方々に向けて書いております。そうでないと思っている人にとっては、全く必要ないと思われますので、すみやかにご退場ください>って毎回書かれてたら、めんどくさいし重いですよね^^

ですので、できれば読み手側が汲み取っていくほうが望ましいです。ある程度読んでから、ああこの前提条件が俺にはないなあと思えれば読む必要がなくなってくるんです。

昨今どのような立場におらえるかたにとっても、プレゼンテーションのスキルというものが求められるようになってきました。初対面の人と話をするとき、自分自身がどういう人間であるか、簡単に自己紹介するときにも、プレゼンの能力が必要です。

という文章ではじまるプレゼン上達講座の案内があったとします。この前提条件は、これからはプレゼンのスキルは誰にとっても必修ですよっていうものです。プレゼン?なんやそれ、自己紹介は自己紹介やろって思う人にとっては、この情報は価値の無いものになります。

前提条件については発信するときも受信するときも意識することは非常に大切だと私は思っています。そこをはっきりすることで(いちいち明記するということではない)双方にとってメリットは大きいです。

私は何もので何について語りたいのかを明確にすることが前提条件を浮かび上がらせるということにもつながります。前提条件、結構大切です。

※この情報は前提条件って大切だよっていう前提条件に基づいてお送りしております^^