月曜日の朝10時30分、
朝から開きっぱなしのマックブックのモニターの中で、これまた開きっぱなしのブラウザーchoromeの上方に位置する『新しいタブ』と表示されているタブをクリックする。
右上に0,5ミリ四方の正方形が9つならんでできた正方形のアイコンが見えるのでそれをクリックする。するとその中からアイコンが9つでてくるので、ドライブと下に明記された、いちごミルクみたいな形のやつをクリックする。
ズラッとドキュメントのファイルのタイトルがでてくる。161007サーフィン無料メルマガとかかれたファイルを開く。開けたらそれをコピーする。そのコピーのタイトルを161017サーフィン無料メルマガに変更し、記事の編集を開始する。あたらしいタイトルにして、記事を書く。
そう、これが、毎週月曜日の朝におこなう作業だ。もうかれこれ9年くらい続けている。1週もあけることなく毎週、前足に乗りすぎた中級者が上達するための方法について、河村総研が独自に研究して理論化したものを無料のメルマガとして、もう9年もだしつづけているのだ。
雨の日も風の日も雪の日も、きっと誰かは読んでくれているだろうと思ってだしているのだ。その号数は今週号で440号になる。8年と6ヶ月の間、毎週毎週だしているのだ。
いったい俺はなぜそのメルマガをだしているのかなんかわからなくなる。
というより、そんなことを考えなくなる。月曜日がきたから出している。自己満足?違う。ここまで続けてきたから、意地かと聞かれたら、それも違う。
悩める中級者のため、つまり他の誰かのためか? なんかそれも違う。そんな風な感覚はない。じゃあ、自分のためか? それやっててすごいといわれたいからか? すごいねと言ってもらったら嬉しいけど、それを言ってもらうためかと言われたら違うと答えるしかない。
もう、もはや、何のためにやっているかわからない感じだ。やらないといけないという強迫観念もない。それよりあるのは、もう習慣になっているという感覚だ。ださないと、気持ち悪い。たまに出すのが遅れると体がムズムズしてくる。ん? 俺なんか忘れてないかって、体が教えてくれるのだ。それほどのものになっているので、いまさらどうってことはないのだ。
ところがだ。
事態はいっぺんした。
本日の夜9時頃、Gmailの受信箱に、みなれない名前の人からメールが入っている。本文の内容が一部見えているが、そこには「河村さん、いつも配信を楽しみにしている読者のひとりです」とある。
おお、めずらしいな、メルマガの読者の人からだな、感想くれたのかな。と思いちょっとあけてみた。私はメルマガを5誌だしているが、ほとんど返事はない。たまにあるのは、全部コミュニケーションのやつだ。今回もそれかなあと思ったらちがった。
サーフィンのメルマガの読者だった。
おお、サーフィンか珍しいなあと思いながら読み進めた。
読み進めるうちに心が震えた。魂がゆさぶられた、武者震いがした。声をあげたいほど興奮した。なんじゃこりゃーと、心で叫びながら、エネルギーを持っていく場所を探せず、書斎の中で回転した。
そうやった、俺のやりたいことってこれやったんやんか、思い出したわ。ただただ、これで役に立つ人がいるなら、ひとりでもいるならと思って書いてたんやったんやんかあって思い出した、興奮した。
自己満足のためでも、他人のためでも、習慣だからでもなかった。
自分の脳にある知恵が、他の人の求めているものに見事にはまり、結果がでる。これほどのことって他にあるのだろうかって思ってたんやんかいさ。
昨日のブログでも、俺それ、買いとったやん。
でも、書いてただけで、体感としては、昨日より今日のほうが全然ある。
メールには
20年サーフィンしていて改善されなかったことが、俺のメルマガを読むことで、できるようになったと。今サーフィンが楽しくてしかたがないと。このかたは少し前にもメールをくださった。すごいのにであった、続けてみますと、くれていた。
そしてさっきくれた。
そこには、俺への感謝と、これからも、大変でしょうががんばってくださいというはげましと、今回の波は、今年で一番でしたと書いてあった。
メルマガは毎週1800部くらいだしているが、返事はほとんどこない。文章を読んで、それに対して反応する、つまり返事を書くって、思っている以上にてまだからだ。なので、よほどなんかないときしかメールはできない。
そんな中彼は、また書いてきてくださったのだ。さっきも書いたが、おおいに興奮した。その興奮を抑えるために10キロほど走ってきた。で、帰ってきてようやく落ち着いてブログを書いている。
この瞬間のために、おれはやっているのだということがわかった。やっているというのは、この場合だとメルマガを書くってことだが、そういう狭義な感じではなく、今回は、おお、俺の人生はそれだったのではないかと思ってしまった。
脳の中にある価値とか知恵を、世の中にだすことがきっと誰かの役に立つ。その数はものすごく少ないかも知れないが、絶対にゼロではないと信じてやってきた。
私の独立は、このサーフィンのメルマガから始まった。自分の中にある、しょうもない知恵が、ほとんどの人の役には立たないかも知れないが、少なくともひとりの役にはたつだろうと思ってやってきた。
そして、はじめて3ヶ月目にikuikuさんという人からコメントがきた「ものすごく役にたちますなあこのブログは」と。おおおおと叫んだ。興奮して飛び上がった。やったひとりいた、もうそれで十分だ。おれは、ikuikuさんのためだけに書こうと、そう思ってやってきた。
書いているうちに、ひとりだけではなく、もう少し多くの人の役にたっていることがわかってきた。だから俺はそれを配信しつづけた。
メルマガの前進のブログを始めたのはもう10年も前。そのころはまだわかかったので、もしかしたら、誰かのために俺は書くといいながら、目立ったらおいしいなとか、人を助けている俺、いけてるなあとか思っていたかも知れない。いや、確実に思っていた。
それから時がたち、だんだんと自分のことなんてどうでもよくなってきた。そのころは、誰かの役に立ちたいって気持ちが強くあった。そんな自分がいけてるやんってのも多少はあったかもしれない。でも、やはり人のためにってのは大事だなと思ってやっていたような記憶がある。
で、今はどうか。人のためとかあんまりない。自分のためとか人のためとかって概念があまりない。
自分の中にある知恵を、世にだすことで、救われる人がいるなら、それは、そのまま人のため、誰かのためになっているのは間違えないのだが、ボランティアの精神はあまりない。
ではなぜやっているのか
自分の知恵を提供することで、世界中の人の中の少なくともひとり以上の役に立つことはわかっているからだ。だから、出すのだ、残すのだ。結果として誰かの役に立てばいいと言う感じだ
このあたりは、哲学的なので伝わらないかもしれない。
でも今回、確実におもったのは、どんな知恵でも、俺にしかないものは残したほうがいいということだ。それが結果的に誰かの役にたったのだから、メルマガなんて、ほとんど反応がないから、読まれているかどうかもわからない。
毎週毎週だしているが、手応えなんてこれっぽっちもない。読まずに迷惑メールフォルダにいったり、開かずに削除したりする人がほとんどだろう。読んでくれている人もいるだろうが、反応がないから、全然わからないのだ。
そういう状態がずっと続くと、世のため人のため、みたいな感覚はまったくない。だって、読まれてない可能性のほうが高いんだもん、あなたのためよって、俺は人のためにやっているんだよって絶対にならないのだ。
だから、最初にgiveをしろとかgivegivegiveで見返りを求めるなとかたまにあるけど、反応がめったにないから、与えているという感覚すらないからね。
でも、間違えなく言えることがある。メルマガを出していることが、誰かのためとか、自分のためとかは全然わからないけど、こういう反応があった時に、強烈に確信する。出したことが、誰かの役に立ったことは間違いないのだと。
きっと、われわれは、この行為が、きっと誰かの役に立つ可能性がゼロではない、だから出すのだ。その感覚は、giveではない。どうぞ、あなた、受け取ってねってほど、あつかましいものではない。
感覚は、放出に近いな。
一応、必死で考えた。この技術が情報が、もしかしたら、役に立つ人にとって役にたつかもしれない。だけど、役にたつかどうかはわからないから、giveって感じにはしないからね。放出するから、興味あったら拾ってね〜って感じが一番いいえているような気がする。
たまに、お礼のメールをもらうときに、自分の存在を確認できる。
おお、社会に貢献しているのだと思う。
その瞬間だけしか、それを感じない。なので、毎回毎回giveって感じはまるでない。
5時間前の興奮はだんだん薄れてきている。確実に誰かの役にたってるのだという思いは、だんだんとうすれる。そして、また、俺のこのメルマガって、ほんまに必要なんかって感じになってくる。でも、返事をくれるあのひとは、必要だから、大変でしょうががんばってねと言ってくださっている。
だから書こう、そしてはなとう。
そうやって生きてきた気がする。そして、今、確信した。
この行為はきっと誰かの役にたっている。だからといって、天狗にならず、俺が、君たちに与えてやるぜみたいな感覚にはならず、まあほっておいてもならないが、ただただ真摯に、自分の知恵が役に立つと信じて、これからも配信をつづけていくことにする。
いやあ、本当に今日は興奮した。うれしかった。20年間も上達が止まっていたのに、メルマガを読んで、サーフィンが激変したのだからね、これほどしあわせなことは他にないよ。お金には変えれないからね
これからも、あと何年続けられかわからないが、脳の中にある知恵を価値を、ブログにメルマガに投入して、放出しつづけることにする。
とそんなことを感じたのだが、そのあとで、おれが人生をとしてやろうと思っていたプロジェクト
Leave Your Brain
というのをおもいだした。これは、脳を残そうという意味なのだが、みなさんの脳の中にある知恵や知識を、あの世にもっていかないでね、もったいないからってこと。もっていってもいいけど、それを地球に残していって、それは、絶対誰かの役にたつのだから。
というプロジェクト。
これを、まあ一番いいのはブログという形で、残してくださいっってのがLYBプロジェクトだ。実はこれ登録商標までとっていると言うほどの力のいれようだ。
今日おもいだした。このプロジェクトおれは本気でやらなあかんと。もちろん、このプロジェクトの先には、マネタイズがあるのだが、知恵をブログに書いて世の中に放出したからと言って、かならずそれがお金になるとは限らない。書いただけで誰かの役にはたったものの、一円にもならない可能性のほうが高い。
だから、ボランティアマインドが、最初はいるかも知れない。
でも、もしあなたのその知恵が唯一無二で、あなたにしか書けないものなら、それはやがて必ずお金にかわる。だからこのプロジェクトに参加する人は、お金じゃないんだよね目標はって感じのマインドがいる。
今俺は、あまり練習しなくても、再現性の高いゴルフスイングができる理論が完成させることができたので、それをブログに残し始めているが、今死んでしまうと、そのすばらしい理論は残らなくなる。
だから少しでも多く残すために、必死で書いているところだ。
今はマネタイズできていないが、将来的にこれは確実にお金になる。そういうプロジェクトでこれは進んでいるからだ。
だから、まあどっちだっていい。お金に変えようと思いながら始める方法と、俺は、お金にならなくてもこの方法を世に残すんだというボランティアの精神でやる方法は、まったく同じだ。だから、どっちだっていい。
でも、それにはやりかたがある。
そのやり方を、LYBプログラムというので教えようと思っている。文章の書き方から、プレゼンのやりかたや、思考グセのなおしかた。受け手によろこばれる文章の構築のしかたなどを教えるプログラムも用意する予定だ。これは絶対にあったほうがいいだろう。
あとね、
もし1円にもならなかったにしても、この書くという行為が、あなたに与える価値はものすごいからね。脳が活性化して、話す方も上手になって、伝えようとする行為はそれがそのままロジカルシンキングだし、たのしく、あきさせないように伝えようというのが、ストーリテリングだし、この人に届けるんだと考えることが、カテゴライズでありペルソナマーケティングだからね。
このほかにもアイデアをしぼりだすためにつかうのはクリティカルシンキングだし、文章を上手く伝えるにはMECEやピラミッドストラクチャアが有効だしね。
だから、もしあなたがこのプロジェクトに参加し、プログラムで学びながら、書いていけば、それだけで、ビジネスマンとしてのスキルは相当あがるからね、所属する会社には敵はいないというほどビジネスマンとして成長できるのだ。これは、色々な人をみていたらそうだから間違いないね。
だから知恵を買ってもらえることがなかったとしても、それに携わることが、ビジネスマンとして成長させ、結果的に給料があがり出世につながるからね。知恵を絞り出して書くって言う行為が、あなたにもたらすマイナスはないということなのだよね。
なので結局どうするかというと、興味のある人は
Leave your brain プロジェクト
に参加し、まずはブログを書き始める。
そして、もし、その方法論や姿勢を学びたければ
Leave your Brain プログラム
を受講してくださいってことだね
プログラムには、ライティング、プレゼン、ロジカルシンキング、ラテラルシンキング、MECE、ピラミッドストラクチャ、ゼロベース思考、仮説思考などのマーケティングやストーリーテリングに、セールスなど、盛りだくさんなので、充分なビジネススキルも獲得できるってことだね。
自分でできる人は、プログラムをとる必要はないね。自信がない人は、しっかりとってやればいい。値段は、バカみたいに高くしないから安心してね。
メルマガの返事をいただき、それを読んだ瞬間に、思った。俺はこのために生きていくんだと。このプロジェクトの商標登録がおりたのは、2012年だから、随分たってしまったけど、4年も前から、そう思ってたのは驚きだね。
本当にありがとうございます、あなたのおかげで、こんなになりましたって言葉をいただくのは、その言葉をいただいた人はわかると思うけど、お金には代えられないね、お金があったらもちろんそのほうがいいけど、その声をいただいた瞬間、ああ、お金じゃないよなって思ってしまうよね。
興奮してたら、ものすごい文字数になったな。
まあ残りの人生をかけるのだから、しかたないか。最後までお読みいただきありがとうございました。6000文字強でした^^
お茶会やります。インスタの話もすることにします。ご案内は↓