SEOも大事だがやはり大事なのはコンテンツだ。

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SEOを学んだ2週間

16年間コンテンツマーケティングだけをやってきた。SEOをまったくすることなしにだ。

以前のSEO対策が性に合わなかったからだ、外部からリンクをできるだけしてもらうようにやるあの作為的な感じがだめだった。もちろん、それが自然発生的におこる被リンクな問題ないが、ムリヤリ作るのがいやだった。まあ、そんなこと言ってるからだめんだろうけど、でもいやだった。

職人的な考えで、いい記事さえ買いていれば、絶対に彼が、彼女が、グーグルがみつけてくれると思って、ただただひたすら読んでくれる人を意識して徹底的に書いてきた。

それをやっていると、結果がでるまでにものすごく時間がかかるとか、もしくは結果がでないとかなり、みなコンテンツマーケティングを辞めていくのだが、私はただただ伝えたかったから続けていた。

それでもピーク時は月間12万アクセスをほこるブログサイトになった。

グーグルのアルゴリズム変更

そうこうしているうちにグーグルのアルゴリズムが大幅に変更される機会があり、グーグルは高らかに宣言した。われわれは、より専門的で良質なサイトを上位にあげると。

しっかり、丁寧に、読む人にとって最良を提供と、作っているサイトを評価しようということになったのだ。外部から意図的にリンクをしていると思われるサイトを徹底的に排除していった。

真摯に丁寧にコンテンツを作っている人たちが評価される時代がやってきたのだ。わたしは、よろこび、さらに良質と思われる情報を提供していくことに没頭した。

それでも検索はされるSEOは必要なのだ

とはいえ、やはり限界がある。いい記事を書いていても、それでもそのサイトを見つけるのは検索だ。もちろんSNSからも大量に流入があるが、SEOは絶対にあるのだ。

ブログのアクセス数が10万をピークに頭打ちし、最近はがんばって書いてようやく3万pvというところに落ち着いた。そんなとき、たまたま参加したセミナーで学んだSEOに刺激され、すこし考えてみようと思った。

最近のSEOはホワイトSEOとされ、コンテンツを丁寧に書いていくということをベースに展開されているというのは知っていた。以前とは違うSEOに興味をもっていたこともあったので、これを機にすこしSEOを学んでみようと思った。

さいわい、家には以前から購入していたSEOの本もあり、材料にはことかかなかった。ネット上にもこれでもかというほど情報は落ちているからね。とりあえずやってみるかと、私は一念発起してSEOに取り組んだ。そして2週間たった。

2週間学んでみて思ったこと

2週間学んで思った。絶対にこの考え方は必要だなと。この知識をもっているのと持っていないとでは雲泥の差があるなと思った。当たり前と言えば当たり前だ。

グーグルは人を使って検索順位を決めているわけではないのだ。機械が頻繁に世界中のページにアクセスして、一定のルールにしたがって順位を決めている。この場所に、こういうキーワードがあるとこういう評価をし、とかやっているのだ。

例えばタイトルにはキーワードがはいっているとか、記事の本文中にもいくつか入っているとか、そういう基本的なやつだ。そうやっていれることによって、どうやら上位にいく可能性があがるなというのが予想されるのがあるので、最低限それを使うことで、まったく知らずにやるのと全然違ってくる。

とは一方で、SEOを意識し過ぎると書きづらくなるというのも感じた。このキーワードで検索されたときに、その検索した人の満足をえる記事を書く必要があるのだが、そこを意識しすぎると筆が止まる。

なんとも、万人受けを狙ったようになってしまうのだ。それは、私の力量がそうさせるのかも知れないが、本当に、読んでもらいたい人に届いているのかとなってくる。

例えば私は、中級者に向けてサーフィン上達法を書いている。この対象は中級者なのだが、その中でも前足にのりすぎている人と限定している。
2013-10
わたしは、なにせ、この、前足にのりすぎて上達していない中級者を、その苦しみから救い上げたいという思いがあるのだ。ただただ、彼らだけを。

これをSEOを意識して書くと、なんか少しちがってくる。サーフィンにはアップスという技があるのだが、このアップス、サーフィン アップスというキーワードは結構検索されている。

よし、じゃあそこに書こうとなると、とたんに多くのサーファーがみえてきて、彼らは全員が前足にのりすぎているわけではなくて、そうすると、とたんに文章が平易で冗長となり、クソも面白くなくなるのだ。

それはそれで困ったことになる。わたしは自分の価値観にのっとた生き方をしたいと思っている中、それは困るのだ。そういう弊害もあるなあと思った

SEOかコンテンツマーケティングか

仕事にこだわりがなく、関連商品を、大量に売りたいという人は、SEOを意識して書きまくるのがいいだろう。例えばブログでも広告収入を得たい人は、アクセスは集まれば集まるほどいいので、SEOは徹底的に意識すべきだ。

いっぽうでマニアックな、自分はこういうのを売りたい、こうやって生きていきたいって人は、SEOを意識しつつも、思いは、コンテンツ命でやるほうがいい。ロングテールにいるマニアックな人に向けて書くっていうのは、それが自分の価値観にのっとっているのなら、とても楽しいし、おもしろい。

ロングテールの記事を読んでくれた人が、他のページも読み、トップに戻り、あなたの商品を買ってくれるというのもあるのだ。

そうかんがえると、誰もが、やれることは、1記事1テーマのマニアックな記事だ。

サイト全体のことを意識する必要があるが、まずは、そのひとつの記事で、誰に何を送るかを徹底的に決める。そして、その人に向けて、徹底的にマニアックに書けばいい。

その記事の積み重ねがサイトになる。サイトのコンセプトを決め、そこに関連する記事を大量に書いていけばいいのだ。この方法なら書ける気がする。

守破離でSEO

結論。

SEOはとても大事。コンテンツマーケティングを展開している人はSEOを頭の片隅において記事を書くべき。イメージ的にはある程度詰めてSEOを学び、書くときはなんとなくSEOってあったよなイメージで書く。そうでないと、読者のこころに届くマニアックなものが書けなくなる。

まずは、守る。そして破って、離れる。

破って離れるころには、離れたと思っていても、しっかり体にはSEOが染み付いているのだ。離れて書いても、それは確実SEOが含まれている。まだ2週間しかたっていないので、これからもSEOは学び続けるが、コンテンツ第一主義で書いていく。

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