週末で春なのでゴルフ。興味のない方は読み飛ばしてください。
私は中級者の上達に役立つブログを6年間書いています。理論があまりないので自分で書き始めました。サーフィン上達の理論ってあまりないんです。ゴルフほどメジャーではないと言うのもあると思います。
一方ゴルフはたくさんあります。週刊誌が毎週発行され、月刊誌、隔月刊誌、理論専門の雑誌や本はたくさんあります。それだけ需要があるということです。みなさん、色々本や雑誌から情報を得てご自身のスイング構築に利用されています。
そんな中、なかなか上達しないのがゴルフなんです。情報が多いのであれもこれも手を出しスイングがめちゃくちゃになりどうしようもなくなったという方が結構おられます。
ある理論を取り入れたらとても調子が良くなった。調子が良くなったのはいいのだが、以前でなかった右へのプッシュがでるようになった。なんでだろう。これさえなくなれば80台も夢ではないのに。
そう思った彼は本屋に行きます。ちょうど、昨日発売の月刊誌が目にとまりました。「最新のドライバー。スライスよりプッシュが多い不思議」おいおい、ちょっと待ってくれよ。ちょうど、俺が欲しかった情報やんこれ。とさっそく手に取り読んで試しました。
あっという間にプッシュのミスが減りました。次のラウンドは絶好調。右に出なくなったドライバーショットは確実に球をつかまえ、フェアウェーど真ん中にボールを運びます。一緒にいった仲間も賞賛しきりです。
残念ながら最後のアプローチはダフってしまい、スコアーは91。80台に後少しでした。でも次は切れると確信を持ちました。ところがです。今度はフックが出始めました。止まらなくなりました。これは行けないと本屋に行き今度はフックをなおす方法を手に入れました。
読んで実施して何とかことなきを得たと喜んだのもつかのま、次のラウンドではあらゆるミスがでました。なおったと思っていたプッシュ。いままで出た事もないミス、トップ。完全に封印したとおもっていたスライス。そして最近はやりのフック。
結局その日は108をたたきました。これだけミスが出たと思えばまだましなほうです。多いに落ち込んだ彼はその後、スイングの迷宮に入りました。今もまだ浮かび上がってきません。
この人は何故生まれたのでしょう。実はこういう方結構おられます。理由はおそらく2つです。
自分のスイングのベースが何か知らなかった事と、ちがうスタイルのスイングを取り入れた事です。この方は右から左に体重移動をして打つタイプのスイングをベースにしていました。ですが、雑誌でとりいれたプッシュを消す理論は、回転タイプを主体としてスイングを作り上げて来たプロが提唱するやりかただったのです。
回転主体のスイングを土台に持っている人が、この技術をとりいれたらマッチしたのでしょうが、彼の土台は体重移動主体。まぜてしまったのですね。
もし、彼が自分のスタイルが体重移動型と知っていて、その理論をはなしているプロが回転主体型だと解って。そもそも、両者の理論はまったく違うと知っていれば、とりいれなかったと思います。そうであれば、今ほどひどくならないです。
彼が良くなるにはどうすればいいでしょう。レッスンプロに習うか、私にスイングを見てもらうかですね。^^もっと方法があるでしょうが、早いのはこの2つです。一から徹底的にやるか。もし、彼が物事に納得しないと進めないのであれば私に習うほうがいいです。
彼のスイングが回転主体か体重移動型かそれとも組み合わせかを見抜けるからです。であなたは体重移動型。参考にするならタイガーですよ、マキロイですよ。アーニーエルスは違いますよ。と言えます。
そしてホームを教えます。調子がわるくなったらここまで帰って来いと。そうすればひどくなる前に修正できる。
プロでもこのミスは犯します。絶対変えてはいけないその人の大切な部分をいとも簡単に変えてしまう。プロでもそんなことするのって聞こえてきそうですが、平気でします。なぜならプロ自身自分のどこがいいから、そのスイングできているのか知らないですから。子供の頃からやっている人は特にそうです。何が良くて上手く行ってるかなんて解りません。
だからコーチが必要なんですね。見る目があるコーチの存在は絶対なんですね。
誰か私をコーチにやとってくれないかなあ、一発で良くするのに。