コミュニケーションが難しい理由

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コミュニケーションの難しさについて考えると、色々な要因が浮かび上がってくる。その中のひとつで、皆があまり意識していないのでは?と思うことについて今日は書きたいと思います。

それはカテゴリーです。コミュニケーションをとる相手をカテゴリーでわける。感覚的にはおそらくみなやってると思います。友達と話すように、クライアントさんと話したり、弟子に話すように師匠に話しかけたりしません。多かれ少なかれそういう分け方は本能的に行なっています。

コミュニケーションをとるのが苦手な方には、ここを明確化することをお薦めします。カテゴリーを決めます。そして、コミュニケーションをとる相手がどのカテゴリーに属するかを考えます。そして、そのカテゴリーに適切なコミュニケーション方法を使います。苦手な人はここをしっかり行なうことで徐々に出来るようになります。

誰もがあなたの母親ではありません。母親に接するように、彼女にしたいとか、お付き合いしたい女性に接するわけにはいきません。あなたの部下はあなたのおかんではないんです。そんなことする奴おるんかと思われるとおもいますが、意外にやっている人多いです。

会社の後輩はあなたのマブダチではないのです。

コミュニケーションの上手い人は瞬間的にこれを行なっています。ほぼ無意識で行なっています。あなたが、コミュニケーションをとるのが苦手なら、ここに原因があるかも知れません。こころあたりのある方は一度確認してみてください。

はじめは意識して、この人はカテゴリA、この人はBというふうに分けましょう。そして、Aの人にはどう対応する。Bの人にはこうする。というのを当てはめましょう。わからなければ丁寧にマニュアル通りやるのがいいです。最初の導入方法としては適切です。

できるようになったら、こんなカテゴリーわけはいりません。無意識でできるようになります。

人間をカテゴリーでわけるなんてときにするひつようはありません。友達、知り合い、会社関係、親、親戚、顔見知りなど、みな日常的にやっています。目の前にいる彼女はどのカテゴリーに入るのか。そして、そのカテゴリーのかたとコミュとるときは、何に注意すればよいのか。

考えながらとりましょう。まずはそこからはじめましょう。