コミュニケーションのファーストコンタクトは笑顔で

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久しぶりに友に会う。

家族全員と友達だ。

主が庭で作業をしている。駅から歩いて友の家に向かった私は20メートル手前で主に気づく。うれしくなりさらに歩を進める。主は10メートルに近づいた時に私に気づく。作業の手を止め、視線を私にくれる。同時に顔が笑顔になる。ニタニタとあやしい気持ち悪い笑顔ではない。

満面の笑みで私を歓迎してくれる。その瞬間が私は好きだ。

続いて家の軒先から子どもが私をみつける「みさおきた」といいながら笑っている。兄弟がつられてでてきて笑顔をくれる。最後に彼らの母がゆったりとでてくる「みさおさんいらっしゃい」とこれまた満面で最高の笑顔をくれる。

ファーストコンタクトって以外に大切だ。

待ち合わせの5分前に駅の改札の前につく。彼女は、もう私を待っている。真剣な顔で立っているのに、私を見つけた途端に笑顔になり、走って近づいてくる(写真はイメージです)
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その重要性に気づいていない人が多い。

コミュニケーションはその瞬間にはじまっている。

クライアントさんのところにいったとき、あなたはファーストコンタクトでクライアントさんと目が合う。どんな風にしているだろうか。体のサイズにあっていないスーツで、容量以上に書類を詰め込んだ、パンパンに膨らんだビジネスバックをもって、ボサボサの髪でたっていたらどうだろうか。

残念ながら終了だ。クライアントは、この営業マンとはきっちりとしたセールスをできると思わないだろう。身なりはきっちりが基本だ

まあ、もしそれができてたとしたらどうだろうか。

そこは、おそらく笑顔ではないだろう。真面目な顔をして目を合わせ、きっちり丁寧に会釈をする必要があるだろう。

知り合いの家族がなくなったときに行く葬儀ではどうだろう。笑顔は違うよね。喪服をきて、神妙な面持ちで黙礼するってのがデフォルトになるだろう。

コミュニケーション能力をあげるために、トークや聴く力をあげるのはもちろんだが、このファーストコンタクトでコミュの大半が決まっているということを知っておかないといけない。

ヘラヘラとニタニタとして出会ってはいけないのである。