起業して5年。私がやってきたたったひとつのこと。

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サーフィンって前足から、後ろに15センチくらいの位置を軸に後ろ足で板を踏んだり踏まなかったりしながら波の上にターンを描いていくのだということに15年くらい前にきづき、それについてブログを書き始めました。

教えるとかはとんでもないのでやっていなくて、私がやっているのは調査分析研究開示です。

上手い人とそうでない人のサーフィンをオンラインとオフラインの場で見まくり、両者の違いについてデータを取りまくり分析研究しその結果についてブログに書きます。圧倒的な量ですね、私が他者と違う部分といえば。

同僚が呆れるくらい動画を見ています。もういいから滑りに行こうよと言われてもちょっと待って、もうちょっと言いながら10時間くらい平気で見ています。

見ていると気づくことがあります。

上手い人が共通して必ずやっているのに、下手くそが全くやっていないこと、

逆に、

上手い人は全然やらないのに、下手な人たちの多くが、なぜかやってしまっていること。

そんなところに気づきます。

それをブログに書きます。上手い人はどうやらこんなことをやっているよ、

とか

あなたが積極的にやっているそれって、プロは全くやってませんよ

とか。

もちろんそこに一切の押し付けはありません。データーを取って集計して、発表しているだけです。それを使う、使わないは、受け手に完全にゆだねています。

起業して5年になりますが、私がやってきたのはそれだけです。朝から晩まで上手い人と下手くそを見て、その違いを見つけ、文章にして提供するだけです。分析結果を文章にして、ブログやメルマガで放出します。
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研究対象は以下の通り

サーフィン
ゴルフ
マーケティング
ナレッジマネジメント
ゴルフ
コミュニケーション
セールス
英語
など

見て、考えて、伝えるってのを朝から晩までやっています。わかりやすい言葉にするにはロジカルシンキングが不可欠ですし、プロとアマチュアの違いを見抜くには仮説思考やゼロベース思考がいります。文章力やプレゼン力がないと伝わらないのでそれも必要です。

分析にはクリティカルシンキングとナレッジマネジメントを使います。ベースにはなんで?という好奇心と、アリストテレスの三段論法があります。前述のサーフィンの理論で、後ろ足で板を踏んだり踏まなかったりするというのがありますが、後ろ足で踏む方法は、曲げた足を伸ばすという動きによるものです。

踏むために必ず後ろ足を曲げます。曲げた足を伸ばすことで板の後ろを踏むことができます。踏み切ると足は伸びきります。踏むために再び足を曲げないといけません。その時にプロは抱え込むように足を曲げます。明確な理由があるのですが、ここでは省きます。

でも多くのアマチュアはこの抱え込むような足の曲げを行うことができません。できないには理由があります。意識していないとか、後ろ足の上にお尻がないため抱え込めないとかの理由があります。

プロは必ず抱え込むように膝を曲げるのです。でも、多くのアマチュアはそれをやりません、できません。知らない人もいますが、わかっているけど、できないので、やらないという人もいます。

まあやろうがやるまいが自由なのでいいのですが、多くのプロはそうやっていますよと書きます。

この辺りは、完全にロジカルで理屈が通っています。理屈が通っているのがいいのか悪いのかは私は知りませんし興味はないですが、ただひたすら、理屈が通っているのが好きなのです。

伸ばすために足を曲げるのは当たり前ですよね、伸ばした状態から踏むことはできませんから、再び踏むためには曲げるしかありません。そんな当たり前のことを知り、文字にできるというのが、ただただ最高に幸せで好きなのです。

世の中には好きなことで起業した人はいっぱいいますが、三段論法が好きだから起業したって人は、そんなに多くないと思います。まあ、これが金になるのには相当時間がかかるし、マネタイズするにはセールスやマーケティングの能力が必要になってきますが、私はただただ、大好きな課題→結論→理由ってのを繰り返してきただけです。

今日サーフィンのfacebookぺーじを更新しましたが、内容は当たり前のことです。ケリースレーターというトッププロが、後ろ足の曲げ伸ばしを行いサーフィンしていた映像を見つけて「みなさん、見てください。ケリーちゃんとやってるでしょ」と書き加えるだけです。

至福の時です。

最高の瞬間です。当たり前のことを見つけ、プロが当たり前のようにそれをやっていることにたいして激しく興奮します。あなたの好きなことはなんですかときかれたら、

三段論法です

と答えることにします。なんでだろう?と始めた研究が、結論に至り、その理由を明確にできた時に、生きてきてよかったと思えます。

ではそろそろ終わります。ネットサーフィンに出かけて、当たり前を探さないといけないですからね。