尿管結石の痛みの原因。クリティカルだから見えてくること

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尿管結石による痛みは3大激痛のひとつと言われていて、だいのおとなが七転八倒し泣き叫ぶほどだと言われている。残りの2つは痛風と急性膵炎。ちなみに私はこの急性膵炎に2度かかっている。その痛みは強烈で脂汗がダラダラ出て、あと5分で病院があく、その5分が待てず救急車を呼ぶほどの痛みだ。それに匹敵する痛みだとすると尋常でないのは想像にがたくない。

その尿管結石、多くの人が、ひどい痛みだと言うのは聞いたことがあると思うのだが、その痛みの原因が圧迫痛であることを知る人は多くない。

結石は文字通り、石だ。体の中にあるカルシウムとかが結石化し石のようなゴツゴツとした角張ったものもある。その角張ったものが、尿管を傷つけながら降りてくるから、そりゃ痛いだろうと思っている人が多いのではないか。

違うからね。

全然違う。石で尿管が詰まって、尿が流れなくなり、尿管がいっぱいになり、それでも腎臓が尿を排出しつづけるので、尿が腎臓に逆流し、膨張し始める。膨張により皮膜がひっぱられ痛みがおきるのだ。

これがおもいこみだ。

石と聞いた瞬間に、ゴツゴツの石を思い出す。尿管は管というイメージがあるので、あの管を、ゴツゴツの石が削りながら降りていくのか、そりゃ痛いはと勝手に想像する、思い込む。圧迫痛なんてこと知らないから、尿が詰まって腎臓が膨張したら痛いとか知らないから、自分のイメージが正しいと思いこんでしまう。

こういうことは結構あるが、その典型がこの尿路結石だと思う。

クリエティカルシンキングは、この常識や固定概念を疑うことから始まる。ほんまにそうかという批判的な目があなたの脳をやわらかくする。常識を疑えとはそういうことだ。あたまごなしに、なんでも否定するというものではないからご注意あれ。
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クリエティカルシンキングが世の中をよくしてきたのだと思う。ほんまかいなは、必要な思考なのだ。