ライフハックとグーグルカレンダー

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4月始まりの手帳を購入して、心機一転、今度はスケジュール管理を完璧にするぞ。ダブルブッキングやアポイント忘れをなくすんだ。そして、色々書きたいから書き込める部分がたくさんある手帳だ。

といきこんで手帳を買ったものの、4月中旬を過ぎ、ぼちぼちやっぱりあかん俺には無理だと諦めている人もそろそろ出てきた頃ではないかと思う今、ここにきてゆーてもグーグルカレンダー最強説をここで唱えて見ようと思う。

私は何をかくそう、スケジュール管理は完全手帳派でデジタルが台頭してきた21世紀初頭においても、デジタルなんてなんぼものもんじゃい、断然アナログやろということで手帳のスケジュール帳を駆使してきた。

もちろんデジタルが便利というのは知っていて、何度かデジタルで管理するものの、やはりなんとなく馴染めず、手帳を併用したり、また完全に手帳に戻ったりを繰り返していた。

スケジュール管理はずさんで、ダブルブッキングやアポ飛ばしは週に1回のペースで起こり、クライアントや友だちの信頼をどんどん失っていた。これでは駄目だと最新の手帳や、最新のソフトを導入するもやはり駄目、いったいどうしたらいいのと半ばあきらめながら、ブラウザもクロームをつかいはじめたから、なんとなくグーグルカレンダーを使いはじめたら徐々に機能し始めたのだ。

もともと手で何かを書くのが好きというのもあって手帳派だったのだが書くのはノートというのに割り切ったことも功を奏した。手帳サイズであるコクヨの野帳とであってから、ここに何でも書くことにした。

そしてスケジュールは全部グーグルカレンダーに。これがいいのは、複数の媒体で共有できること。

事務所のデスクトップパソコンと持ち運びのモバイルパソコン、そしてスマホ。そのいずれかがあればスケジュールをすぐに確認できる。その3つがないときは、極力約束をとらないことをルールとし、その場で、ちょっとまってねと確認して入力する。

最悪どれもないときは、野帳に記入だけして、確認できるときにグーグルカレンダーで確認して、他のアポが入っていれば断りの連絡を入れる。その時は必ず、今手元にスケジュール帳がないので、確認して連絡しますねと一言いっておく。

人間の生活って、いつどこで誰かと何かをやるってことで成り立っている。あとは何を誰とやればいいというのが加わればそれで取りこぼしはなくなる。それがtodoリストだ。

□いついつまでに、吉田さんにメールの返事をする□カセットコンロのガスボンベを買う□電池を買う□企画書を書くなど。

このtodoリストを確実に作り、それを確実に消化できれば、それこそライフハックの大半は終わりとなる。多くをデジタル化していたが、このtodoリストだけはアナログにしていた。思いついたときに、クライアントさんの話を聞きながらは圧倒的に手書きメモのほうが便利だからだ。

それをこの度、グーグルカレンダーのリマインダーシステムを使ってみることにした。何かのデジタル機器を開いているときは、直接そのリマインダーに書き込む。もしなければ野帳に書き込み、帰宅後もしくは気づいたときにかならずグーグルカレンダーのリマインダーに転記する。

todoリストがアナログよりデジタルが圧倒的に有利な点は、未処理のリマインダーがどんどん追ってきてくれる点だ。あと6件未処理のが残っているよと、期限が切れたリマインダーの案件が前に前にでてくる。手帳だとそうはいかない。過去のページに書いたものは過去において置かれ、その前にどんどん新しいtodoが増えてくる。そしてやがて忘れられる。

過去には未処理のリストが手帳一冊分にもなり、クライアントからクレームがはいりまくり、出入り禁止の店が続出という経験があり、その恐怖は今も忘れない。それをなくすために、アナログでも、色々システムを考えていたが、ここにきてグーグルカレンダーのりマインダーが超絶使えることがわかって、それをつかっている。

それでもまだ年に何回か取りこぼしはあるが、以前に比べると圧倒的にその量は減った。

アナログ派のあなた。

騙されたと思ってグーグルカレンダー使ってみて。最初は億劫で、何回も辞めそうになるけど、そのときはアナログに戻りを繰り返して根気よくやっていると、やがてあなたの脳の一部になってくる。

実はデジタルのスケジュール管理ってすぐに使えないのだよね。簡単だからすぐに使えそうな気がするけど、そこには習慣や癖みたいなのが絶対に必要なのね。すぐにできると思っているから、いつまでたっても使いこなせない。

使うのは難しいと思って、何度でもチャレンジして。ここでの頑張りがきっとあなたの人生を豊かにするから。

さて、クライアントのみなさん、今まで無料で提供していたグーグルカレンダーとグーグルドライブ。来月から有料にします月額2000円になりますって言われても、もうやめられないな。