英語は5文型だ。品詞だ。

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理屈っぽいおれは、英語も理屈から、つまり文法を徹底的にやる。ネィティブと英語で40分話したくらいで上達しなかった。英語のシャワーを浴びても上達しなかった。

誤解しないでいただきたい。それが悪いとかいいとか言っているのではない。そんんなの俺は知らない。ただ、俺がやってみたけど全然上達しなかったから、やっぱり理屈が通らないと進めないということで、文法をやりだしてから伸びた。だから、河村総研のスカイプ英語塾は、最初の12回で文法を徹底的にやる。

色々やったけど上達しない人の駆け込み寺になっている。今日も明日もクソめんどくさい文法をならいにスカイプの前に生徒が集まってくる。継続率は高い。中には半年以上習ってくれている人もいる。

あのね、これ楽しいのね。何故かと言うと理解するから、わかるから。

興奮して今日3回目の記事を上げたのは、その興奮がさっきもあったから。生徒に高校生が1人いるのだが、彼が5文型を理解したのださっき。同時に3単現のsもわかってくれた。2人でハイタッチする勢いで授業を終えた。

興奮冷めやらぬうちに書いておこうと。

英語5文型の考え方は英語はたった5つのパターンに分けられるのだよという理論。言語学は今もなお研究されている学問なので、これが正しいかどうか、私は知らないが、正しいという仮説を立て、その前提で進んでいる。

5文型のパターンを知っていれば、だいたいの事は表現できるとするのが大切。これは発信に大いに役立つ。状況を英語で説明するのに、この5パターンがあればだいたい言える。じゃあさあ、これはどう表現するの?とかは遠慮願いたい。面倒くさいので。まあ、これだけあれば、だいたい、いいじゃんで勘弁していただきたい。

まず

第1文型 S+V

私は歩く系
I walk.
I eat.
I run.
ごくごくシンプルな英語。ちなみにここに使われている動詞は完全自動詞という。目的語をとらないのを自動詞と言い、補語を必要としないのを完全とする。補語も目的語もとらない動詞は完全自動詞という。

まあ、シンプル過ぎて、愛想なさすぎて、こんな文章だけで、会話を終わる奴なんていないだろう。いたら、うっとうしいだろうな。なあなあ、昨日なにしてたん。I ate. I sleep. I work.
何じゃお前はってなる。

続いてA=B系。ご存知
第2文型 S+V+C

cは補語。形容詞や名詞が補語になる。このパターンはよくでてきて、主にB動詞型が多い。
私は先生です系
I am a teacher.
He is a student.
I am happy.
She is sad.
〜のように見える系だと
He looks happy.
It sounds great.
など、A=B系が続々と登場する。be動詞や、状態をあらわす動詞や知覚動詞などがでてきたら、このパターンが多い。ここに登場する動詞は不完全自動詞。補語は必要だが、目的語をとらないからね。

そして典型的に圧倒的に多い
第3文型 S+V+O
何らかの目的を持って動く系。
私はリンゴを食べる
私は壁を壊すなど
I eat an apple.
I brake a wall.
I love you.
ものすごく一般的でよくでてくるパターン。目的があって何かをするイメージ。動詞は完全他動詞。目的語をとるのが他動詞。そして補語を必要としていないから完全。これはあまり説明する必要はないね、感覚的にわかる。

そして、誰々に何々をしてあげる系の
第4文型 S+V+O+O
目的語を2つとるタイプ。直接目的語と間接目的語とかいうが、まあそれはいい。誰かに何かをあげる系で覚えておく、ここにでてくる動詞は授与動詞と言われるもの、文字通り授けたり与えたりするパターン。こういう系の動詞だと、あとに続くのはこんなパターンだろうなと読みながら聞ける。

人を先に置こう。
I give him a book.
My mam buy me a ball.
簡単だよね。日本語だと物を先に置くほうが自然だけど、英語はこっちの順番がデフォルト。ちょっと違和感あるけど、次の第5に比べるとましなので、覚えてね。

で、
第5文型 S+V+O+C
これが、超英語っぽい。これで英語がわからなくなった人が多い、挫折ポイントだ。これの特徴は0=cの関係。これが理解できれば読める。何回も出会って、覚えてなれてしまうしかない。これが話す方で自然に出てくるようだとかなり英語力は高いといえる。

私は壁を青く塗る。
I paint a wall blue.
私は彼女を太らせる。
I make her fat.
う〜ん、なんじゃこれ、日本語っぽくない。wallとblue、herとfatの間に何かを置きたくなる。でもおいちゃだめ、この語順になれて、見た瞬間理解して訳せないとダメなのだ。このいかにも英語っぽい表現が第5文型。

これをものにすれば英語がわかる。

と、英語はこの5パターンしかないのだ。徹底的に日本語の文と英語の文を見ながら覚えて欲しい。
ちなみに第5文型の動詞は不完全他動詞だ。

話すときに使っていただきたい。英語で伝えないといけない時。あなたの考えやイメージを、そしてみた情景を、この5パターンの中から、どれを使えば伝わるか、単語がわからないときに、違うパターンで言えないかを考えてやってみる。

その訓練を繰り返すことで、少ない語彙力でも話せるようになる。英語ってこんなに簡単なんだってところからはいり、英語を愛して使ってものにして欲しい。

これを基本として英語を、河村総研スカイプ英語塾では教えている。スカイプで週に1回1時間。月4回で1ヶ月1万円で教えている。前半に文法をやって、後半はVOAのニュースを一緒に読む。英語がわかれば楽しくてしかたなくなる。

スッキリしたい人は是非うちに。興味のある人は問い合わせてね、
こちらのフォームから

いや〜、高校生の生徒がスッキリしたのがとても嬉しかった。迷える英語ジプシーよきたれ。