昔、北陸に住んでいる時によくみたCMがある。加賀温泉郷にある、どこかの旅館の宣伝。どこのか忘れたが、そのキャッチコピーは強烈に覚えている
「あんたがおるさけ、行くんや」
おるさけってのは、石川県の方言で、いるからって意味。あなたが、その旅館にいるから、わたしは、また行くんだよって意味。おかみか、大将か、仲居さんかわからないが、そういう人がいるからということだろう。
コンテンツマーケティングもそう。前のブログでも紹介したように、有名なコンサルとして、バズ部さんや、ウェブライダーさんがいる。圧倒的に彼らのほうがすごいが、そこには河村操はいない、吉田遼太郎はいないのだ。
わかってるよ、あっちのほうがすごいのは、でもね、おれは、あんたがおるさけ、あんたの会社からコンサルティングを受けたいんよってことだ。
同じものを売っているなら、こういう差別や区別のしかたがひとつあるってことね。
単純な例で言うと、そこのコンビニを選ぶのは、わたしのタイプの店員さんがいるからだとか、そういうことね。
そうなってくると、ブログやSNSであなたが、なにものか出していくのは、大きな戦略となるのだ。
理屈っぽいとか、バカだとか。
なんか、あの人のブログは長くて理屈っぽいけど、わたしは、妙に納得するんだよね、合うんだよねという人がわたしを選択してくれているかもしれない。
文字ばっかりで、読みづらいし、話はくどいから、読む気しないんだよねってかたは、わたしに恐らくコンサルを頼まない。
資格もないのにとか、たいした実績もないのにとか、なんかめんどくさいやつだという思う人は、わたしに、コンサルを頼またくたって、他の人に頼む。
万人に受けるものを生み出すのは不可能だ。だったら、自分がいいと思うものを作ればいい。自己満足って意味ではないですよ。お客さまにとって、これが最高だと、自分が思うのを提供していけばいいのだ。
もしそれを支持してくれる人がいれば、あなたに注文が入るし、そうじゃなければ、入らない。そういう人が多ければ、儲かるし、少なければつぶれる。
資格がある人は、資格があるほうが、こんなにいいんですよと、コンテンツで書いていけばいいし、資格がない人は、資格あってもねと書くのも自由なのだ。
実績がある人は、実績を書けばいいし、ない人は、上手く自分がすごいことを、書けばいい。
心配しなくても、読者の人はバカではないので、そんな、思わくは、見透かされるから、安心して、好きに書けばいい。
7月11日大阪福島で、7月25日滋賀県草津市でセミナーをおこなう。きっとためになるのでよろしければおこしください。